人生は旅のようなものと、たとえられます。
旅は好奇心と出会いや冒険があり、感動と成長をもたらしてくれます。
あなたの人生の旅はどこまで来ているでしょうか。
出発点はあなたの両親が出逢ったところでしょうか。
そこにはどんな物語があったのか知っていますか。若く、純粋で未熟な2人の出逢いは奇跡でした。そしてあなたが生まれたことも奇跡です。あなたは病気をして、怪我もして、たくさんつまずいて大きくなりました。どれだけの世話を受け、どれだけの心配を親にかけたのでしょうか。あなたが大人になれたことも奇跡です。
そんなあなたの前に配偶者が現れ、お互いがその奇跡を喜び、皆に祝福されて結婚に至ります。そして子どもを授かり、無事生まれて来たことも素晴らしい奇跡です。
その時の感動を覚えていますか。小さないのちを抱き上げた喜びを。しかしそれもつかの間、初めて経験する苦労が待ち構えていました。泣き声に振り回され右往左往。歩き出すと転んで、落ちて、怪我して心臓が止まりそうになりました。病気も次々かかります。不安で泣きたいことばかりです。
しかし、どんな嵐もいつしか収まり、静かな朝を迎えます。楽しいこと、幸せなこともたくさん起こります。何が待ち構えているかわかりませんが、はっきり言えるのは、どんな苦労もやがて奇跡となって報われます。
あなたの旅はどのあたりでしょうか。始まったところ、それとも中盤ですか？
30万年前に出現したホモ・サピエンスの「クロマニヨン人」が人類の祖先だとすれば、私たちの旅は30万年続いているのです。この先もまだ果てしなく続くので、小さなことにあくせくする必要はなさそうです。
今を生きているだけで奇跡なんですから。
解決志向アプローチは、日々良いこと探しを続けます。
困難な事、辛いことも、やがて乗り越えれば「ミラクル」となります。
もちろん嬉しいこと、楽しいことも、それが味わえるのも奇跡。
過去に、現在に、そして未来に奇跡を求めて冒険の旅を楽しみましょう。
（ドクトルきよし）